2012年05月04日

上海旅行の話(6)蘇州:同得興の朝食

2日目 予定:蘇州→水郷古鎮→上海
    実際:蘇州ホテル→?

06:45(GMT+8:中国標準時) フラマエクスプレスホテル蘇州店

 あまり予定を固めていない旅先だとどうもねぼすけさんになることが多いのですが、この日はちゃんと目が覚めました。2日目の朝開始なのです。
 で、行き当たりばったりの旅なわけですがこの日の朝食は決めていました。……というのもです、楽天トラベルのこのホテルの口コミを見ても近くの蘇州麺がおいしいおいしい、ホテルの朝食不要と、いやもう朝食は蘇州麺を食べろと言わんばかりの口コミ。普通に私のガイドブックにも載ってるわけですが、もうこれは食べにいくしかないだろう、と。
 と言うわけでサイフだけ持っててくてくと行くのです。朝6時から開いてるらしい。ついでに13時には閉まるらしい。

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 蘇州の地下鉄は現在工事中のようでした。どうなったんだろう、と思って今調べてみたら4月28日に無事開業を迎えたようですね。将来的にはこの駅で蘇州駅からの路線と接続するらしい。
 今のところはあまり観光向けのルートではないようですが……。将来的には上海地下鉄と接続する予定とか。上海地下鉄もめちゃくちゃな発達をしてますが、ほんと中国の鉄道事情って豪快だなぁ。

 で、小さめのお店なので地球の歩き方片手にちょっときょろきょろしつつ(――手前にも別のお店があって客も入ってる様子だったので、そっちも気になりました)、「同得興」へ。
 あー……店舗の外見撮ってない……。ここ有名らしく(帰国後調べたらウルルン滞在記にも出たらしい)、いくらでも引っ掛かるので探して下さいっ。
 ついでに麺の種類もけっこうあるんですが私が控えるのを忘れていたので分かりませんっ。多分代表的なものを頼んでるはずなんですが……水晶担面ではなかった気がするんですよね。
 朝7時という時刻の割に人が入ってましたが、そうは行っても逆に言えば朝7時なのでさすがにのんびりと食べられます。
 麺の方はちゃんと撮ってますよっ。
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 日本では食べられないような独特な味で、とっても美味しかったです。
 何せ初日は飛行機と電車に振り回されてファーストフードしか食べてませんので、やっと中国らしい美味しいものを食べることが出来た感じでした。

 満足して帰りは通りの反対側を歩いていたらなかなか横断できずにホテルをかなり行き過ぎました。
 (※ちなみに、この歩いてるすぐ横に怡園という小さいながら雰囲気のある庭園があって、この時間既に開いてて見ることが出来たのは後から気付きました。見落としです)
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 「十大不文明交通行為」らしいです。何となく内容が分かるのが中国の強み。

 ホテルに帰ってエレベーターに乗る。
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 ……けっ。

 あ、あれ今何か変なノイズが飛んだ気がしますが気にしちゃダメですよ? ……中国もあるんだこれ。
(※反射で自分が映りこんでたのでモザイクですw)

 さて、さっきも麺を食べながらガイドブック眺めてたんですが、部屋に戻って作戦です。
 最初の予定では蘇州はちらっと寄るだけで、バスに乗って水郷古鎮を目指す予定でした。移動手段も色々試してみたかったですし。……が、正直ここまで来て蘇州の庭園を見ずに帰るのも惜しい。
 というわけで、取り敢えずホテルの南の滄浪亭を目指してみることに。蘇州四大名園の中ではいちばん小振りということで、ちょっと見ておくには丁度良さそうですし。
 この段階では午前中に庭園を見て、午後にはバスでどこか目指そうかな、という感じでした。

 自分自身のことですし何度も何度も経験していて分かってるはずなのに甘く見積もるのです。仕事でも甘く見積もっては失敗するのです。うん。
 ――「ちょっと」のつもりは大抵ちょっとで収まりません。


posted by 辰田 at 11:27| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上海旅行の話(5)蘇州へ、そして1日目終了

旅情という点からは若干アレではあるのですがファーストフードって便利だと思うのです。特に知らない土地で取り敢えず腰を下ろして今後の予定を考えたい時に、ファーストフードは何の心配もなく使える上にだいたいいちばん分かりやすいところにあるわけで。
今回の上海虹橋駅の場合は顕著で、ファーストフードっぽい店はいっぱい並んでいて、他に何があるのか正直よく分からない。……しかも正直空腹なのです。飛行機は機内食どころか水すら有料ですし、その先もホテルへの連絡とか色々と気が休まらなかったわけで。
というわけでファーストフードがいっぱい並ぶ通りを歩きます(後で気が付きましたが多分こういうところの物価は高い……)。ケンタッキーフライドチキンと味千ラーメンは後々までどこでも見掛けたわけですがさすがに避ける。中国っぽいものを食べたい。
 と言うわけで店に入りました。

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 ん、正直ブルースリーに釣られましたが何か?

 値段について記録が残っていないんですが30元前後。一応この旅行中は自分の頭の中の目安を1元=13円で計算してるので、マクドナルドのサンキューセット(死語)程度の値段ですね。あとから考えると中国物価としてはちょっと高めです。
 味は……なんかスープがあんまり美味しくなかったのは覚えてます。他は普通に美味しかったですが。

 食べていたら物乞いが出てこう、耳が聞こえないんだ恵んでくれ、とか紙を見せてくる。
 私に物乞いを断る術を教えて下さい。
 本当は絶対に良くないんだと思いつつ5元ほど渡すと去っていきました。

 そうしながらもう一度プランを立て直す。
 ホテルへの再連絡は不要そうでした。まぁちゃんと部屋を確保してくれそう。で、新幹線の速さは分かりませんが、このままだとどう考えても蘇州に着くのは21時を回ります。

 蘇州は敢えて市街地のホテルを押さえていました。繁華街も近く、本当はホテルに荷物を降ろして町をぶらつく予定だったのですが、もう仕方がありません。――同じ理由で、バスの利用も避けることにしました。昼間ならまだしも、初中国かつ初海外個人旅行、しかもここまでリニアと地下鉄しか乗ってません。何よりここまで予定外続きで、精神的に疲れ果ててます。
 取り敢えず、タクシーを使うことにして、……まぁ後のことはその後考えます。ともかく何も考えず、ホテルまで辿り着いて荷物を降ろしてから考えればいいや。

 とにかくそう決めれば気持ちは楽になるわけで。
 カバンをごろごろ引っ張ってうろうろしていると、さすが上海のターミナル、日本語でタクシーの運転手が声を掛けてくるわけで。……無視してもいいんですが今回はちゃんと蘇州行きという大義名分があるわけで、切符を見せると「あースージュー、トオイネ! 気を付けて!」とか行って去っていきました。
 それはいいんですが一向に乗り場が見つからない。ちゃんと電光表示は出ているんですが番号案内に合う行き先表示も出ていない。このままうっかり乗り遅れたら大変なことになります。困り果てて取り敢えず最初に切符を買おうとしたところにいる説明員みたいな人に英語で声を掛けてみたら、右に曲がって上に上がれ、と。

 エスカレーターの近くまで来てやっと理解しました。日本の常識世界の非常識。
 あー、乗り場と降り場が違うんだ……。

 2階に着くと、荷物チェックとボディチェックがあって、こういう感じの大きなロビー。
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 そして乗り場のゲートはこういう感じ。
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 まぁこの様子見て理解しました。ほとんど飛行機と同じ乗り方ですねっ。……そう考えれば逆に深く考える必要もないわけで、ちょっとロビーを見回してみてから、既に乗車手続が始まっているので切符を見せてホームへ。
 ちなみに待っていたのはごく普通に新幹線でした。車両の雰囲気とか見ても普通に新幹線です。社内の雰囲気もごく普通に新幹線です。そうとしかコメントのしようがありません。色まで新幹線っぽい。
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 20:40発。
 夜なので車窓とか全く見えないのが残念ですがとにかく蘇州へ。
 蘇州までは30分も掛かりませんので、とにかく乗り過ごさないようにだけ注意しながら揺られるのです。

 外国でタクシーに乗るのは初めてなのです。客引きもいるわけですがまぁここは素直にタクシー乗り場へ。口頭では通じなかったのですが、ノートに書いて見せると一発なのです。

 さて、今夜の宿は富驛時尚飯店蘇州店なのです。楽天トラベル表記だと「フラマエクスプレスホテル蘇州店」なのですが、ロゴの表記はFX Hotelですし漢字だとこれですし、上記の通り口頭では通じませんでした。
 正直これはすごく危なかったわけで。現地名称はちゃんとメモしておかないといけない。

 ちなみにタクシー代は13元でした。安いなぁ。

 と、いうわけで無事ホテルに到着。
 翌朝の写真になりますがこういう感じのところです。
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 楽天で予約はちゃんと通っていましたので、あとはまぁフロントも日本語どころか英語もほとんど通じないながら何とかチェックイン。というのかビジネスホテルなので大体においてどこに行っても手続きにそんなに変わりはありませんし。
 唯一違うのが、中国のホテルって宿泊時にデポジットを取られるんですね。今回は300元だったか500元だったか、そのくらい取られました。チェックアウトの時に返してくれます。カードでも良かったんだけど最初理解できずに現金って言ってしまった私。

 1泊169元(=日本円2100円程度)という激安だったので正直どんな施設かすごく心配だったんですが、到着してみるとまぁ普通のビジネスホテルでした。まぁ、確かに部屋は少し狭いですし何よりバスタブがなかったりしますが、どうせ寝るだけですし特に不満はありません。
 廊下の内装が何とも不思議な感じでしたけど。
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 ちなみに客室は撮り忘れてたので翌朝のベッドが乱れたなんとも言えない写真しかありません。広くはないですがまぁコンパクトに一通りという感じです。

 夜ですがちょっとだけ外に出てみました。
 iPhoneだ!
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 ……が、カラオケカラオケと絡んでくる中国人のおっさんに辟易して早々に断念。……ほら、日本の客引きって脈がないと思ったら去るじゃないですか。でも追いかけてくるんですよ! しかも電気自転車で!
 ひとりぼっちの異国で絡まれるのは怖いです……。
 ケンタッキーがあったので北京ダックを食べたかったんですが、それもなかったので普通のものを買ってホテルで囓ってました。

 時差も考えるとかなり遅い時刻なのでこの日はここまで。
 シャワーを浴びて横になりました。

 ……やっと1日目の文章終わったようん。
posted by 辰田 at 10:17| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月10日

上海旅行の話(4)ホテルに電話を掛けるの巻 あとはリニアと地下鉄と

16:15(GMT+8:中国標準時) 上海浦東国際空港

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 香港とマカオと台湾は国際線ではないのです。
 でも手続その他は国際線扱いなのです。

 うん、話が進まないからとっとと行きますよ。
 というのか入国審査とか手荷物コンベアとかは写真を撮れませんし。
 結論から行くと、飛行機を降りてから最終的に荷物を持って外に出るまで1時間掛かりました……。

 まぁまず中国の入国カードが入国審査場の直前まで手に入らなかったわけで。パックツアーだと先にカードをもらえますし、機内でもカード持ってない人に渡してくれたりすることもあるんですが、今回に関しては全く見つからなかったので結局上海の空港で直前に書いてました。横で別の学生さんっぽいグループが書き方を困っていたので地球の歩き方を見せてあげたりしていると、ながーい行列が出来てました。

 台湾と韓国では出入国スタンプは他のスタンプと被らないように押してくれたんですけど、今回出入国ともに前回のスタンプと一部重なるように押されたのって中国の流儀なんでしょうか。

 で、入国審査は普通にすっと流れたのですが、その後ターンテーブルから荷物がなかなか出て来なくて時間が掛かりました……。
 更に税関で並んで、その後取り敢えず空港で両替。入国してまず両替、というのも初体験ですね。パックツアーだとガイドさんに両替してもらいますから……(※レートが市中より悪いのは2回目の海外だったソウルで初めて気付きました)。
 そんなことしてたら結局1時間経過。リニア駅に向かったのが17時過ぎ。

 さて。
 本日の宿泊先は蘇州です。
 そして最大の問題は、「中国のホテルは到着が遅いと平然と他の客を入れるらしい」という情報で。これ事前にネットで色々見ててもそういう情報があった上に、当の楽天トラベルの予約時の注意事項として中国ではそういうことがあるとはっきり書いてありました。
 なお、本日宿泊の富駅時尚飯店、予約画面のチェックイン時間選択は18時までしかありませんでした……。

 異国の地で宿でトラブルというのはもはや恐怖の世界です。
 と言うわけでまずは公衆電話を探すのですが、やっとあったと思ったらカード専用の上に肝心のカードの自販機がありません。仕方がないので取り敢えず市街地に向かうことにしました。

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 磁浮です。リニアモーターカーなのです。最高時速431kmなのです。
 30kmぐらい(=7分20秒ぐらい)乗るのに50元です。日本円だと600円台後半。これ日本の感覚だと別に高くもないっていうかその値段でリニア乗れるのは安いとすら思いますが(私も行きはそうでした)、上海の地下鉄の初乗りが3元で1日乗車券が18元だと書けばめちゃくちゃ高いです。まぁ今のところ上海市街地には地下鉄乗り継ぎですが。
 まぁ中国の高速鉄道なんて良く乗れるなと周りには言われますが、そこは気にしないのです。というのか普通に最短時間で移動したいので乗ります。時速431kmですよ? 話のネタとして体験したいじゃないですか。

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 わーい。

 出発するとぐんぐんスピードが上がっていきます。車両間の通路の上に現在時速が表示されていますがどんどん上がって行きます。431kmなのは20秒程度なのでしっかり写真に収めたいところです。……300km!……あ、あれ?

 ――300kmで止まった……。

 うん。
 知ってましたよ、早朝と夜は300kmしか出さないらしいって話は。でも18時ぐらいまでは431kmで走るって聞いてたんですけどもっと短かったんですか……うわーん。
 (ちなみに、帰国後にもう一度調べてみたら、現在は17時30分以降は300km制限だそうです……うん、確か私が乗った列車確か17時30分あたりの発車でしたね!)

 ひどいのです。飛行機が遅れたせいなのです。
 がっかりしたせいか300kmの写真も残してません……。

 と、がっかりしながらリニアの終点龍陽路駅に到着。ここから地下鉄に乗り換えなのですが、その前に今度こそホテルに連絡しないといけません。……が、公衆電話見つかりません。
 日本でもそうですが、中国でも日本以上に携帯電話の普及率は高くて公衆電話は激減傾向にあるようで……。散々探し回って見つからず疲れた末に。
 ……ふと自分の携帯を見て思った。一応海外対応ケータイで、実際ネットには繋がります。これ、もしかして普通に電話番号押したら繋がったりしない?

 ……繋がりました。

 ……取り敢えず公衆電話必死に探した苦労返せ。

 そして必死にしゃべる。TOEIC710点なんて役に立ちませんよ? 一生懸命にブロークンイングリッシュで説明するのですよ? なんかcheck-inとcheck-outを途中まで間違えて使ってた気がするけど気にしませんよ?

 まぁ向こうも完全に困り果ててた様子でしたが、とにかく必死に説明して、今日予約しているけど遅くなりそうだからちゃんと部屋を確保してくれと言う。
"...but, the airline was late, so I'll arrive at about eight o'clock.."
"So what?"

 これでやっと安心できました。
 英語勉強しようっと……。というのかその英語レベルでよく日本語通じない安ホテルに泊まる気になったなというのは禁句です。私もつくづく思った。
 がんばった私! すごくがんばった!

 と、言うわけであとは蘇州に向かうだけ。
 ここでもう一つ問題があって、上海のターミナルは3つあるのです。上海駅と上海南駅と上海虹橋駅。地球の歩き方によると「上海駅から蘇州行きは毎日56便、上海南駅から蘇州行きは毎日13便、上海虹橋駅から蘇州行きは毎日31便」と。取り敢えず上海南駅はカットするとして、上海駅の方が本数が多そうですが、上海虹橋駅の方が「今後高速鉄道のターミナルとなる」という情報で。
 どちらが正解だったのかは未だに分かりませんが、取り敢えずこの時は地下鉄の乗り換えも要らない上海虹橋駅に向かいました。

 途中で(多分車両交換で)いきなり電車から降ろされたりしながら、無事上海虹橋駅へ。
 さすがターミナル駅、自動券売機っぽいところに説明係っぽい人もいます。英語で聞いてみたら有人窓口を案内されたので、紙に「蘇州」(ほんとは簡体字で書きました)「as soon as possible」って書いて出しました。

 モニターを見せられてこれで良いかと確認される。

 え? 1時間半近く後ですか。……うん、空いてないなら仕方がないです、うん!

 わたし、蘇州にいつ着くんですか……。
 実は地下鉄も相当時間が掛かっていたようで、この時点で現地時間で既に19時15分ぐらい。
 せっかく蘇州の繁華街に近いところに宿を取ったのに台無しです。
posted by 辰田 at 02:22| 大阪 ☔| Comment(1) | TrackBack(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

上海旅行の話(3)上海到着まで

前回から続き。

12:00 まだ高松空港

手続きが最初から延びていたので12時過ぎに入国手続へ。もっと余裕を持っても良かったんですが、何せ飛行機がいつ来るか分からないので早めに入っておくことに。
地方空港なせいか、狭い廊下の奥みたいなところの奥に入国手続やら手荷物検査やらがありました。並んでいる人は中国人が多い感じ。
 出国手続きは確か1列だったかと思います。特別なこともなくさくっと終了。

 で、です。高松空港です。国際線はこの時点ではソウル週3便+上海週2便、合計しても週5便。はっきり言えば、国際便出発ロビーはテレビ付きの待合室一部屋だけです。その端に免税店というより免税「売店」といった感じのコーナーがあるだけ。ジュースの自販機はありますが食べ物なんて買えない。
 ……というわけでジュース飲みながらだらだらと。ちなみに窓ガラスすらほとんどなくて、離発着する飛行機を眺めることも出来ません。これはLCCがどうこうじゃなく高松空港の構造が悪いわけですが……。しかたがないのでお昼の情報番組とかぼんやり見てました。最初14:00だったはずの出発時刻はふと見ると14:30に変わってましたし。

 時間が余っていた上に少しでも早く折り返すため、ぼんやり待ってると係員の人がパスポートチェックをしに来ました。というわけで搭乗券にチェックを入れられて、またぼんやりと待つ。何せ荷物は預けてしまっているので、あとは機内持ち込みのショルダーバッグに入れた文庫を読むぐらいしかすることがありませんでした……。

 さすがになんとか14:30からは延びなかったので、無事搭乗。
 モニターなんぞという高級なものはないので、客席の前でCAさんが緊急避難時の設備について実演。これはまぁ新鮮で面白かったです。それを見てからやっと出発。
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 空港の地上職員の方が飛行機に手を振ってくれていたのがすごく印象的でした。

 うん。高松空港の春秋便は色々と愛されてるなぁと率直に感じました。
 正直、空港の設備の面からもLCCっぽさはあまり感じなかったです。わざわざ別の設備を作る方がもったいなかったのもあるかと思いますが……。遅れさえしなければすごく印象良かったんですけどねー。

 前回書きましたが、飛行機の方は特段すごく狭いとも感じず、本読みながら普通にぼんやりしてました。物販がやかましいこともなく、そもそも回ってきたのは日本人CAでしたし。
 上海到着が近付くと、噂のエコノミー症候群防止のための体をほぐす体操もしっかりと体験して来ましたよ。

 そう言えばもう一つ思い出したこと。結構私降下時の気圧差に弱い子でして、台北からの帰りとかソウルへの往復とか耳が痛くて口も利けないほど難儀したのですが……あくびしまくってたら今回は何も起きませんでした。機材の差もあると聞きますので、この面でも実は結構春秋航空の設備は良いのかも知れない。単に眠くてあくびしていただけかもしれませんが。

 と、いうわけで。ここから中国現地時間に移りますが(――デジカメの撮影時間は日本時間なのでマイナス1時間して書きますがどこかで間違えたらごめんなさい)、16時15分ごろに上海浦東国際空港に到着。
 上海側はLCC水準ですので、タラップ経由で直接地上に降りて、バスで移動なのです。正直空港内をバスで移動なんて初めてなので面白かったです。……まぁバスは連接車で座席もほとんどない、いかにも人数だけ運びますタイプでしたが。

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 やっと上海到着です。次へ続くっ。
posted by 辰田 at 00:40| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月04日

上海旅行の話(2) 春秋航空の印象

2月23日(木)

(予定)
岡山8:41→(マリンライナー13号)→9:39高松
高松駅前9:50→(高松空港リムジンバス)→10:30高松空港
高松空港12:40→(春秋航空9C8890便)→14:10上海浦東空港
※以下時刻不明
浦東空港→(上海リニア)→龍陽路駅→(地下鉄)→(上海駅?上海虹橋駅?)→蘇州駅
泊 フラマエクスプレスホテル(富驛時尚酒店)蘇州店

と、言うわけで出発日の朝。
寝起きの悪さがいつも目立つ私なのですが無事起床。本当は余裕持って一本前のマリンライナーに乗ろうかとも思っていたんですが、そちらは結局予定通りの便になりました。というのか正直ちょっと焦った。
高松駅ではちょっと時間があったので、持つのを忘れていた旅先での筆談用リングノートを購入。……とかしていたら時間になっていないのに目の前にバスが止まって去っていったのですごく焦りました。どうやら高松空港からの到着便だったようです……。

ともかくも無事バスに乗り込み出発。
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高松空港ですー。
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で、高松発についてはあまり情報がなさそうなので情報を整理します。
茨城発の情報に比べて高松発の情報っていまいちネット上に出て来てないのですが(佐賀発はもっとないですね……)。取り敢えずよく聞く噂と合わせて感じたことを。

私個人が以下の通り旅慣れてないことを先にバイアスとして頭に入れておいてもらえると有り難いです。
・過去の海外渡航経験は2回ですが、その2回は広島空港と岡山空港。つまり日本側は地方空港からの出国経験しかありません。
・そのどちらも日系エアラインではありません(そもそも就航していません)。
・国内線に乗ったのも1回だけ。ということで実はJALに乗ったことがない、という程度です。
・元々貧乏旅行に慣れてはいます。


・「搭乗手続きが大行列で時間が掛かる」という情報。
 撮影した写真のタイムスタンプから判断すると、だいたい45分程度掛かってます。もう少し短かった気がしてたんですが、改めて確かめると驚きました。確かに長い。カウンタが実質1つで処理していましたしね……。
 「前の方の座席に+1000円で座れる」というのは実はこの点で仕掛けがありまして。先ほど「実質1つ」と書いたのには訳がありまして、実はもう一つあるんですがそちらは+1000円の有料座席専用なのです。つまりは「+1000円の有料座席を選べば行列しなくていいよ」という仕掛けになってます。観察していると実際、行列を嫌がってそっちに行くような感じの人がいました。
 ちなみに私、行きも帰りもわりあい遅めの手続だったせいか、有料ゾーンの座席に追加料金なしで座ってます。座席にはほとんど意味がないわけですね……。

・搭乗券
 レシートみたいな搭乗券が出る、というのはネタバレすると帰りの上海側の話で、高松空港の方は無地ながら厚紙製でミシン目で切り離す搭乗券でした。
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 ……スターアライアンス? なわけない。
 どこかの台紙を流用したようです。

・搭乗まで
 茨城空港は歩いてタラップまで向かうとか聞きましたが、高松空港は普通に国際線出発ロビーからボーディングブリッジでの搭乗です。この点に関しては全く普通でした。出国手続きとか飛行機に乗るときの行列とかも特に違和感はなく。
 ……まぁ、そもそも高松空港の国際便って週3便のソウル便しかないわけですし(過去もそうみたいですね……国内便は激減したらしいですが)、

・「座席が狭くてしんどい」というよくある噂
 座席は(多分)合成革張りで一応シートカバーが掛かってました。リクライニングはありません。……が、狭くてしんどかったかというと。
 まず大前提として、追加料金を払わなかったのですが行きも帰りも普通に有料ゾーンの座席が出て来ました。見た感じそんなに有料席は売れてなかったので

 特に感じなかったです。正直言えば私カサがある方なのですが、こんなものかなと思いました。去年岡山〜ソウルで乗った大韓航空と大して変わらなかったような……。
 ただし、私が乗ったのは本来なら有料の前方席ですので、後方席がどうなってたのかは不明。
 全く何も言われなかったんですが、行きが5列目、帰りが10列目なので普通に有料席です。ちなみに搭乗手続きはどちらもかなり後の方でした。私後ろの方までわざわざ行かなかったのですが(通路側の席ではなかったので……)、もしかすると後方はもっと狭かったのかも知れないです……。その辺は不明。
 多分有料席が完売していることはないと思うので、残り物に福がある可能性はあります。ちなみに1列目は本当に座席に余裕がある感じでしたので、+2000円で乗りたければどうぞ。

・物販がうるさい
 これがまた……特に何もなかったんですよ……。ジュースいりませんかー、みたいな程度の雰囲気で普通にワゴンが往復して終了。ちなみに、これ本当に意外だったんですが、少なくとも行きの上海行きのCAには日本人がいました。

・名前間違えると罰金ですよ
 予約時のローマ字表記がパスポート記載のものと違っていたようで、訂正料600円取られました(「ようこ」を「YOKO」と書くべきところを「YOUKO」と書いたようなミスです)。勿体ないので気を付けましょう。

・謎の契約書?
 荷物が破損しても構わないような契約書を書かされました。
 カバンを見てから出してたので(この時のカバンはディバッグ系のものでした)、やわらかいカバンだと出してるのかもしれません。……が、帰りにはこの契約書は書かされなかったので本音かなりいい加減な話です。
 大事なものは持ち込みにした方が無難だと思います。
 ちなみにまぁ、実際には特に何もなかったです。
 一応帰りは、洋服を外側に持ってきて多少乱暴に扱われても平気なようには配慮してました。

 と、ここまではあまり問題がなかった話(契約書はびみょーですが……)。

・よく遅れる。

 うん、これ今まで書かなかったんですけど。
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 ほんとに遅れた。
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 さらに遅れた。

 ……きょ、今日中に蘇州なんですけど……。
posted by 辰田 at 17:16| 大阪 ☔| Comment(0) | TrackBack(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年03月03日

上海旅行の話(1) 出発まで

今日3月1日は全日空系LCCのピーチ初就航だったわけですが。

これだけLCCが話題になると一度乗ってみたかったわけで。
高松〜上海の春秋航空往復で、海外旅行してきました。
初めての中国、と言うのかそもそも初めての個人旅行です。旅行会社なしです。

春秋航空、前々から注目してはいたんです。
茨城便の当初とかだとすごく売れていたようなのですが、初頭効果も過ぎましたし、まして高松便となると週2便にも拘わらず茨城便よりも安い座席がかなり後まで残っている(気がする)わけで。
現在の私は岡山在住ですので高松空港はむしろ使いやすい。

ちょっと年末に臨時収入があったのですが、それでぼぉっと春秋航空のサイトを見ていると普通に2月下旬とか5000円でチケットが取れるわけですよ。サーチャージ入れても2万円。……どうしようかな、と迷って数日過ぎると6500円になっていたので、ああこれは今取ってしまおう、ということで確保。

なお、この後再び5000円に戻ってましたちくしょー。

しかしこの時点、12月末で確保したのは航空券だけ。
他は現地で適当にしても良いのですが、3泊分のホテルだけは決めないと。現地で探すというのはさすがに絶対に嫌です。国内でもやったことがないくらいなので。
取り敢えず楽天トラベルとかで調べても上海とか沢山出て来すぎるし、蘇州にしてもそれなりの数が出る。国内だったらだいたい安ホテルに収まるのですが、海外だとどうも不安ですし、何より折角だから多少は贅沢してみたくもあり。

ちなみに海外ホテル予約は数ヶ所見たのですが、国内業者の方が何かあった時に安心というのもあり今回は結局楽天トラベルで押さえました。

ま、そんな感じで。
最終的に蘇州のホテルを決めたのが出発の5日前ぐらいでした。

当初の予定ではこんな感じ。
初日:上海まで行って、そのまま蘇州へ、夕方蘇州泊。
2日目:蘇州から水郷古鎮などの古い町並みのある町に行って、上海へ。夜に上海泊。
3日目:ホテルに荷物を残して1日上海観光。
4日目:早朝ホテル発、日本へ。

行程のネックだったのは飛行機の時間。最終日の出発時刻が8:45ということで、正直空港近辺にホテルを取るべきかも相当迷いました。
今までの2回が台北、ソウルという「点」での観光だったので、面とは行かないまでもせめて線で見たい、という気持ちがあったので蘇州行きは譲れない(杭州とかとかなり悩んだのですが……)。しかし初日に一気に蘇州という行程を初海外で出来るのか? というとやっぱり不安で。
とにかく前半戦がヤマでした。上海まで来ればそれなりのホテルも取ったので、あとはゆっくりうろうろするだけです。最終日寝過ごしの恐怖だけはありましたけど……。

1人で動き回ることを想定して、直前の日曜日に背負えるカバンも買いました。
そして2月23日木曜日、いよいよ出発です。

次回へ続くっ。
posted by 辰田 at 20:25| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | 上海旅行 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月14日

あったか缶コーヒー。

会社の昼休み。昼食が終わったあと、缶コーヒーが欲しくなって会社のそばの自販機に行ったのです。
『忙しすぎるあなたに』とか自販機の缶コーヒーに売り文句が書いてあった訳で。あーなんだか欲しいなこれ、と思ってお金を入れてから気付いた。

売り切れ。
ちんたらしている私にはまだ早いらしいですこれは。

ちなみに隣の自販機にはCMもしているジョージアご褒美ブレイクが入ってますが、自分にご褒美をあげられるほど頑張ってる気がしなくて買ったことがありません。いつか頑張った時に買おう。
posted by 辰田 at 14:05| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月11日

そう言えば

行きの全但バスは運賃箱が古くてお札の両替が手動でした。
というのか投入口のシールには500円札が……。衝撃的でした。平成22年なのに。
posted by 辰田 at 17:55| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

旅路

昨日今日と青春18きっぷで放浪中。
三連休なのに随分と休んでいるような気がします。まるで学生時代のような。そういえば備前でも日生でも学生に間違えられました。

結局貧乏旅行が身に染みてるんだなと思います。楽な旅をするより、鈍行のシートに収まって小さな駅を眺めている方が性に合う。缶コーヒーを少し口に含んで、山の中を走る古いディーゼルカーに揺られて。知らない町へとどこまでも。……嘘つきましたごめんなさい、今日目指している出石は三度目です。

一人旅。
そう言えば彼女がいた頃も旅行はしなかったなと思い出す。大山崎山荘とか比叡山とかあとは藤原京とか行ってるんですが、旅行という雰囲気ではなかったです。

一人旅は気楽で自由だけど寂しいな。
一緒に旅する人は欲しいけど、なんだか趣味が合う人がいないのは困ったものです。

好きな人はいないのかと言われるといないと言いつつ、頭の中でちらっと思い浮かぶ人はいる。
あの子には恋愛は似合わないと考えつつ、ボックスシートにもたれて、ただ窓から空を見上げてみたりもする。妹みたいな人だから、良い人が見つかって幸せになってくれればいいなと思う。いくつかのほんのり甘い思い出を残して、時は過ぎていくんでしょう。

……旅先はセンチメンタルになりますね。

学生時代に戻って云々と言い出せば、そもそも蕎麦を食べに長旅とか昔なら考えられなかったわけですが。昔の元気に戻れそうな気がした暖かい冬の日。

体重もせめて京都時代に戻したい(苦笑)。
posted by 辰田 at 11:36| 大阪 ☁| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年01月01日

あけおめですー

初詣並んでます。
寒い。
posted by 辰田 at 00:08| 大阪 ☀| Comment(0) | TrackBack(0) | つれづれ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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